投資家について

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投資家とは?

 

エクイティ投資家とデット投資家に大別されるのが、不動産ファンドに投資する投資家です。一般的に、不動産ファンドの投資家という言葉を使う場合には、エクイティ投資家を指しています。以下では、主たるエクイティ投資家として活動する国内外の機関投資家が、不動産投資をどう捉えているのかについて述べてみます。

 

投資家について

 

機関投資家の不動産投資

 

保険会社や年金基金をはじめとした機関投資家(国内外を問わない)は、預かっている資金の特性に応じて、どのように運用資金をアセット(投資対象資産)に配分(アセットアロケーション)していくかということを決定します。

 

基本アセットクラスと呼ばれる国内外の株式と国内外債券が、配分されるアセットの基本的なものですが、この他の代替資産に配分が行われることもあります。オルタナティブ投資と呼ばれるのがこれらの代替資産への投資で、不動産への投資は一般的に、ヘッジファンドや投資やプライベートエクイティ投資と並んでオルタナティブ投資に含まれます。

 

しかし、特に海外においては、株や債券と並ぶ実質的な基本アセットとして、不動産を位置付けている機関投資家もいます。

 

 

海外機関投資家の不動産投資

 

株や債券と同じように、海外にも一定の割合を振り向けるグローバル不動産投資を行っているのが、海外の大手機関投資家です。投資対象を不動産としている投資信託のドイツのオープンエンド型不動産ファンドやS-REIT、A-REIT、US-REITなどの海外REITのように、個人投資家資金を自国で直接集めている機関投資家も存在します。




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